2026.09.24 特別インタビュー

武井壮が語る「ゴルフは、うまくなるほど楽しい」

――初心者にも伝えたい、ゴルフを長く楽しむためのヒント――

武井壮インタビュー(2026年9月号)

陸上十種競技の日本チャンピオンとして知られ、現在はタレント・俳優として幅広く活躍する武井壮さん。「だれでもコンペ」秋の参戦にあたり、今回は少し肩の力を抜いて、ゴルフの楽しみ方や初心者へのアドバイス、そしてランキングを通じて広がる新しいゴルフの魅力について伺いました。

ランキングが加わることで、ゴルフの楽しみ方がもう一つ増える

――「だれでもコンペ」がスタートして半年がたちました。参加者も増えてきていますが、率直にどう感じていますか?

ランキングの楽しみ方を語る武井壮

自分のゴルフのランキングを知れるというのは、ゴルフの楽しみ方がもう一つ増えることだと思います。

こういうサービスを利用して、さらにゴルフへのモチベーションが上がって、プレイヤーの数も増えて、ラウンドに行く回数も増えて、みんなのゴルフのレベルがどんどん上がってくれたらいいなと感じています。

初心者こそ、順位を知ることで目標が見えてくる

――コンペやランキングというと、初心者の方は少し参加をためらうこともあると思います。始めたばかりのゴルファーへアドバイスをお願いします。

「だれでもコンペ」にはスクラッチ部門とハンディキャップ部門があって、ハンディキャップ部門ならスコアをたくさん打ってしまった人でも、うまくハマれば上位に入れる可能性があります。だから、実力の上下をあまり気にせず参加していいと思います。

初心者の方にとっても、今の自分がどのくらいの位置にいるのかを知ることはすごく大事です。ゴルフは毎回条件が違うので、自分が上達したのかどうかが分かりにくいスポーツでもあります。ランキングでたくさんのプレイヤーと比べることで、自分のレベルや、これから目指したい場所が見えてくる。

順位が低ければ、そこから大きく上げる楽しみがあるし、上位にいれば追い抜かれないように頑張る楽しみがある。ラウンドがちょっとした“試合”になることで、普段とは違う緊張感も味わえると思います。

「最初より今の方が楽しい」ゴルフは上達するほど世界が広がる

――武井さんはゴルフを始めた頃と今とで、楽しさは変わりましたか?

今の方が楽しいですね。始めた頃は、身体能力はあってもクラブをどう使えばいいか分からなくて、思うようなスコアが出ない。正直、ストレスもかなりありました。

でも最近は、クラブをどう扱えば狙ったエリアにボールを運べるのか、少しずつ理解が深まってきました。ゴルフは、うまくなればなるほど楽しみが増えていくスポーツだと思います。

練習で得た感覚をコースで試して、それがうまくいった時の達成感を何度も味わえる。100切り、90切り、80切りと、それぞれの段階にそれぞれの楽しみがあります。クラブの扱いが分かってくると、コースそのものや、風向き、ティーの位置、セッティングまで楽しめるようになる。そこがゴルフの奥深さだと思います。

まずは「1メートルのパター」からでもいい

――これからゴルフを始める人は、まず何から始めるべきでしょうか?

ゴルフを始める方へのアドバイスを語る武井壮

「何から始めるべき」とか、そういう決まりはないと思います。むしろ僕がおすすめするなら、1メートルのパターをしっかり練習することですね。

簡単そうに見えるので、意外とみんな練習しない。でも本番で1メートルを外したくない場面になると、急にプレッシャーがかかるんです。僕はゴルフを始めた頃、短いパターやアプローチを毎日かなり練習しました。その積み重ねが、今でもスコアを大きく崩さない要素になっています。

日本は芝の上からアプローチやパターを長時間練習できる環境が限られているので、まずは家のカーペットの上でもいい。1メートルをまっすぐ、同じタッチで打つ練習をするだけでも、コースでかなり応用できます。

決まった仲間だけで回っている人ほど、全国ランキングが面白い

――「だれでもコンペ」は、どんな人に向いていると思いますか?

普段、友達や決まった仲間としかゴルフに行かない人には、すごく面白いと思います。いつもの仲間の中だけだと、自分がどれくらいうまいのか、レベルが高いのか低いのかって、なかなか分からないじゃないですか。

でも全国の参加者とスコアを比べれば、「この人には勝ちたい」とか、「今の順位をもっと上げたい」とか、明確な目標が見えてくる。月に1回しかラウンドできない人でも、そこに参加するだけでゴルフの楽しみが一つ増えると思います。

いいスコアだけが、自分の実力じゃない

――最後に、ゴルフを楽しむうえで一番大切なことを教えてください。

ゴルフを長く楽しむための考え方を語る武井壮

僕が思うのは、いいスコアだけが自分の実力じゃない、ということです。ダフった時も、トリプルを打った時も、全部自分の実力。むしろスコアを崩した時が一番学びになります。

悪かったホールには、自分に足りない技術が出ている。どのクラブで、どの距離でミスしたのかを振り返って、そこを練習する。良かったショットだけを評価するんじゃなくて、悪かったショットも自分の実力だと思って向き合うと、ゴルフのレベルは伸びていくと思います。

ベストスコアだけを自分の実力だと思わず、平均スコアや平均飛距離を少しずつ上げていく。その方が余計なプレッシャーもなく、ゴルフを長く楽しめると思います。

「だれでもコンペ」に参加すれば、いつものラウンドが“試合”になる

――これから「だれでもコンペ」を始める方へ、メッセージをお願いします。

だれでもコンペに参加する方へメッセージを送る武井壮

「だれでもコンペ」に参加すれば、自分がプライベートで回るラウンドが全部“試合”になると思うんです。

ツアープレーヤーのような気持ちで参加して、今の自分の順位を知って、1年間のプライベートゴルフをトーナメントプレーヤーのようにスコアを提出しながら楽しんでほしいですね。

武井壮 プロフィール

武井壮 TAKEI SO

1973年5月6日生まれ

元・陸上十種競技日本チャンピオンにして、
格闘技、野球、ゴルフなど、さまざまなスポーツの経験を持つ。

常に「自分史上最高」をめざして、日々成長を続け、

現在はタイやフィリピン、日本国内の映画やドラマで俳優としても活動中。

ベストスコア 69